【2026年7月更新】営業再開に合わせて記事を全面更新しました。
ホテル雅叙園東京は2025年10月1日より休館していましたが、2026年7月27日(月)より名称を「雅叙園東京」と改め、ヒルトンの運営で宿泊・レストランの営業を再開します。2027年には改修を経てヒルトン最上級ブランド「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」として開業予定です。本稿は再開後の公式サイトの情報に基づいています。
目黒駅西口を出ると、行人坂の急な下り坂が正面玄関へと続く。石畳もある勾配のきつい坂道で、靴選びは服装選びと切り離せない。この点は運営が変わっても変わらない。
再開後のレストランは4施設。公式サイトでは4店すべてに「ドレスコード:スマートカジュアル」が明記された。休館前は店舗ごとに運用の差があったが、再開後は館内共通でスマートカジュアルが基準になったと考えてよい。なお、休館前の看板だったイタリアン「カノビアーノ」は再開後の店舗構成に含まれていない。
2026年7月27日に「雅叙園東京」として営業再開|ヒルトン運営へ
2026年4月、ヒルトンは休館中のホテル雅叙園東京を「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」としてリブランドすると発表した。ラグジュアリーブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」は東京初進出で、国内ではROKU KYOTO(2021年開業)に次ぐ2軒目となる。所有は投資会社ブルックフィールド、運営はヒルトンが担う。
- 2026年7月27日(月):名称を「雅叙園東京」と改め、宿泊・レストランの営業を再開(ヒルトン・オナーズ対象)
- 2027年:客室等の改修を経て「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」として正式開業予定
- レストラン:再開後は4施設(日本料理 渡風亭、中国料理 旬遊紀、オールデーダイニング カナデ テラス、カナデラウンジ)。カノビアーノ、ステーキハウス ハマ、パンドラは構成から外れた
- エグゼクティブラウンジ:休止中(再開未定)
- シャトルバス:休館前に運行されていた目黒駅・品川駅からの無料シャトルバスは、現在運行なし
レストラン別ドレスコード一覧(再開後)
公式サイトの各レストランページには、4店ともドレスコードが明記されている(2026年7月時点)。
| 店名 | ジャンル | ドレスコード | 営業時間 | 個室 |
|---|---|---|---|---|
| 日本料理 渡風亭 | 日本料理 | スマートカジュアル(公式明記) | ランチ11:30-14:30(LO13:30)/ディナー17:30-22:00(LO21:00)※水・木曜定休 | 全8室 |
| 中国料理 旬遊紀 | 中国料理 | スマートカジュアル(公式明記) | ランチ11:30-14:30(LO13:30)/ディナー17:30-22:00(LO21:00) | 8室 |
| カナデ テラス | オールデーダイニング | スマートカジュアル(公式明記) | 朝食6:30-10:30(LO10:00)/ランチ11:30-14:00/喫茶14:00-17:00 | なし |
| カナデラウンジ | ラウンジ | スマートカジュアル(公式明記) | 10:30-22:30(LO21:30) | なし |
ポイントは「全店スマートカジュアル」に統一されたこと。休館前は渡風亭・旬遊紀にドレスコードの明記がなく、カジュアル寄りでも入りやすい店だったが、再開後は両店とも公式にスマートカジュアルが求められる。ヒルトン運営のラグジュアリーホテルとして、休館前より一段フォーマル寄りに振れたと見てよい。予約はオンライン(TableCheck)または電話(03-6417-0101)で受け付けている。
なお、休館前の公式FAQには「ビーチサンダル・タンクトップ(男性)・ハーフパンツ(男性)はご遠慮ください」という具体例が示されていた。再開後の公式サイトにNG例の記載はまだないが、スマートカジュアルの一般的な解釈として、これらは引き続き避けるのが無難だ(編集部の目安)。
行人坂に注意|ドレスコードとアクセスの矛盾
目黒駅からの最短ルートは行人坂(ぎょうにんざか)を下る約3分の道のり。しかし、この坂は勾配がかなりきつい。江戸時代から急坂として知られ、石畳の部分もあり、ピンヒールで歩くのは危険だ。
ドレスコード上はパンプスで差し支えなくても、アクセス面ではローヒール推奨という矛盾が起きる場所だ。休館前に運行されていた目黒駅・品川駅からの無料シャトルバスは、現在運行されていない。そのぶん、靴と移動手段の計画が休館前より重要になっている。対策は以下の通り。
- ローヒールまたはウェッジソールで行き、館内で履き替える
- タクシーで正面玄関に乗り付ける(シャトルバスがない現在、ヒール利用時の第一候補)
- 権之助坂経由で遠回りする(こちらは比較的緩やか)
ディナーや会食でヒールを履く予定なら、タクシー利用が安全だ。
男性の服装
ジャケット+チノパン+革靴であれば、渡風亭の個室でも旬遊紀の会食でも対応できる(編集部の目安)。ネクタイは不要。ディナーは渡風亭・旬遊紀の2店が中心となるため、迷ったらジャケットを羽織っておけば間違いない。朝食やランチ、カナデラウンジでの喫茶なら、襟付きシャツやポロシャツ+チノパンで十分だ。行人坂を歩く場合も、革靴なら差し支えない。
ジーンズ(デニム)はOK?
再開後は4店すべてにスマートカジュアルが明記されたため、休館前より慎重に考えたい。濃紺で細身のきれいめデニムに革靴・ジャケットを合わせれば、カナデ テラスやカナデラウンジでは浮きにくいはずだ(編集部の目安)。ただし渡風亭・旬遊紀のディナーや会食では、スラックスが安全。ダメージや色落ちの強いデニムは全店で避けたい。
避けたい服装
- ビーチサンダル(休館前の公式FAQで明記されていたNG例)
- タンクトップ(同上)
- ハーフパンツ(同上)
※再開後の公式サイトにNG例の記載はまだないため、休館前基準を参考として挙げている。
女性の服装
無地のワンピース+ローヒールパンプスであれば全レストランに通用する。羽織れるカーディガンがあると冷房対策にも役立つ。行人坂を歩く場合は、ピンヒールは避けたほうがよい。シャトルバスが現在運行されていないため、ヒールならタクシー利用を。休館前は着物で訪れる方も多く、日本画や美術工芸が残る館内には着物がよく似合う。
避けたい服装(編集部の目安):ビーチサンダル、キャミソール1枚など肩や胸元の露出が大きい服装、ダメージジーンズ
百段階段の見学は最新情報を確認
東京都指定有形文化財「百段階段」は再開後も保存されるが、見学イベントの再開時期は本稿執筆時点で発表されていない。見学できる場合は文字通り99段の階段を上り下りするため、ピンヒールは避け、ローヒールか歩きやすいパンプスを選ぶのが賢明だ。
まとめ
再開後の雅叙園東京のドレスコードは、3つのポイントに集約される。
- 全店スマートカジュアル:渡風亭・旬遊紀・カナデ テラス・カナデラウンジの4店とも公式明記。休館前より基準が統一され、ややフォーマル寄りに
- ディナーは渡風亭・旬遊紀:個室会食も多い2店。男性はジャケット+スラックス、女性はワンピースが安心
- アクセス:行人坂が急勾配のうえ、シャトルバスは現在運行なし。ヒールならタクシーが安全
2027年の「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」開業に向けて、施設やサービスは今後も段階的に変わっていく。エグゼクティブラウンジも休止中(再開未定)であり、来訪前には公式サイトで最新情報を確認してほしい。
雅叙園東京の基本情報
| 名称 | 雅叙園東京(旧ホテル雅叙園東京)。2027年に「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」として開業予定 |
| 運営 | ヒルトン(所有:ブルックフィールド)。ヒルトン・オナーズ対象 |
| 住所 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 |
| 電話 | 03-6417-0101 |
| アクセス | JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線「目黒駅」西口より徒歩約3分(行人坂経由・急勾配注意)。シャトルバスは現在運行なし |
| 開業 | 1931年(料亭として)、2017年リブランド、2026年7月27日にヒルトン運営で営業再開 |
| 客室数 | 60室(全室スイートルーム仕様) |
| 文化財 | 東京都指定有形文化財「百段階段」(1935年築、99段の階段廊下と7つの座敷棟)※見学イベントの再開は未発表 |
| レストラン | 4施設(日本料理 渡風亭、中国料理 旬遊紀、カナデ テラス、カナデラウンジ)。全店スマートカジュアル |
| エグゼクティブラウンジ | 休止中(再開未定) |
| 公式サイト | gajoen-tokyo.hiltonjapan.co.jp |
※本記事は2026年7月時点の公式サイト情報に基づいています。2027年のLXRホテルズ&リゾーツ開業に向けて、ドレスコード・レストラン構成・アクセス手段は今後変更される可能性があります。来訪前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。


