W大阪のドレスコードは店舗ごとに異なる。Oh.lala…・LIVING ROOM・WET DECK・MIXupは「カジュアル」、MYDO・鮨うき世は「スマートカジュアル」。Wブランドの「遊び心」から全館カジュアルOKと思われがちだが、実際は店舗によってはっきり差がある。
MYDOと鮨うき世は6歳以上・コース利用が条件。その他の店舗の子連れ条件は予約時にホテルへ確認を。まずは下の店舗別一覧で、利用予定の店の基準を確認しておきたい。
ブランドの「自由さ」と実際のギャップ
Wホテルはマリオットグループのなかでもとくにライフスタイル色が強いブランドだ。公式サイトやSNSでは「自分らしく」というメッセージが目立つため、ドレスコードも自由だろうと解釈されがちだ。
ところが実際のレストラン運用では、Oh.lala…・LIVING ROOM・WET DECKが「カジュアル」、MYDO・鮨うき世が「スマートカジュアル」、MIXupが「カジュアル」と店舗ごとに差がある。ブランドの打ち出す「自由」は、「何を着てもいい」という意味ではなく、「格式張らなくていい」くらいのニュアンスと考えた方が実態に近い。
とくにMYDOのディナーでは、周囲のジャケット着用率が高く、「思ったより緊張感があった」という声もある。Oh.lala…の気軽さを基準にしてしまうと温度差に戸惑うことになる。
レストラン別ドレスコード一覧
W大阪の公式サイトには具体的なNGアイテム(スニーカー、ジーンズ等)の明記はない。しかし各レストランにドレスコードが設定されており、店舗によって異なる。
| 店名 | ジャンル | ドレスコード | 備考 |
|---|---|---|---|
| Oh.lala… | フレンチビストロ | カジュアル | 朝食会場 |
| 鉄板焼 MYDO | 鉄板焼 | スマートカジュアル | FUN/LUXE/KAPPOの3エリア |
| 鮨 うき世 | 寿司 | スマートカジュアル | 要予約、檜カウンター |
| MIXup | パティスリー | カジュアル | アフタヌーンティー |
| LIVING ROOM | ラウンジ | カジュアル | 夜はDJあり |
| WET DECK | プールサイド | カジュアル | 季節限定(※営業期間は年度により異なる。公式サイトで要確認) |
ポイントは、Oh.lala…・LIVING ROOM・WET DECKが「カジュアル」、MYDO・鮨うき世が「スマートカジュアル」、MIXupが「カジュアル」と二群に分かれている点だ。とくにMYDOと鮨うき世はディナータイムの緊張感が高く、カジュアルすぎる服装では場違いになりやすい。
LIVING ROOMは公式ドレスコードが「カジュアル」だが、夜はDJが入りバーの雰囲気に切り替わる。周囲の客層もディナー帰りが多いため、夜に利用するならコットンシャツやバンドカラーシャツなど、一段整えたトップスがあると周囲になじみやすい。
派手な内装だからこそ、服はシンプルに
W大阪はエントランスのトンネル、LIVING ROOMの提灯照明、客室のカラフルな壁など、内装そのものが主役になる空間だ。ここで服まで柄物や多色使いにすると、背景と喧嘩して全体がうるさくなる。
たとえばMYDOのカウンター席で派手な柄シャツを着ると、鉄板の炎や照明と視覚的に喧嘩する。黒やネイビーの無地シャツのほうが空間に馴染みつつ、自分もきちんと映る。背景が強いぶん、服は引き算するほうがまとまる。
服装以上に差が出るのは荷物
W大阪は心斎橋・道頓堀から徒歩圏内のため、観光帰りに立ち寄るケースも多い。服装をスマートカジュアルに整えていても、大きなナイロンリュックや紙袋を抱えていると印象が崩れる。荷物はクロークに預けるか、コンパクトなバッグだけを持ち込みたい(※クロークの有無・対応範囲は時期や混雑状況により異なる場合がある。事前に確認を推奨)。
グレーゾーンの判定
スニーカー:公式で禁止の明記はない。レザー素材で落ち着いたデザインのものなら、Oh.lala…やLIVING ROOMでは浮きにくい。ただしMYDOや鮨うき世のディナーでは革靴の方が周囲になじむ。
ジーンズ:ダメージのない濃紺デニムなら、Oh.lala…やLIVING ROOMでは許容範囲だ。MYDOや鮨うき世のディナーではウールスラックスや細身のパンツに替えた方が無難だ。
Tシャツ:Oh.lala…・LIVING ROOM・WET DECKは公式「カジュアル」のため、比較的許容範囲は広い。ただし「Tシャツ可」とまで明文化されているわけではないため、迷うなら襟付きシャツが無難だ。ディナータイムはコットンシャツやバンドカラーシャツが基本。
男性・女性のシーン別服装
MYDOのディナーではジャケット着用率が高めだ。柄物よりソリッドカラーの無地を選ぶと、前述のとおり内装との相性がよくなる。女性はアフタヌーンティーやディナーでワンピースやセットアップが多い。落ち感のある素材(とろみブラウス、サテン、ジョーゼットなど)を選ぶと、内装の質感と合いやすい。
避けた方がよいもの:リゾート感の強い柄ワンピース、大きなロゴのカジュアルバッグ。ネオンやモノトーンで統一されたW大阪の空間とは方向性が異なる。
| シーン | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 朝食(Oh.lala…) | カジュアル可 | カジュアル可 |
| ランチ(MYDO) | コットンシャツ+スラックス | ブラウス+細身のパンツ |
| アフタヌーンティー | バンドカラーシャツ+スラックス | ワンピース |
| ディナー(MYDO/鮨) | ジャケット+ネイビー無地シャツ+革靴 | ミディ丈ワンピースまたはセットアップ+パンプス |
| LIVING ROOM(夜) | 黒シャツ+スラックス | モノトーンコーデ |
子連れ利用の注意点
W大阪は「大人の遊び場」がコンセプトのため、子連れは少数派だ。MYDOと鮨うき世は公式ページで「6歳以上・コース利用」と案内されている。その他の店舗の子連れ条件は予約時にホテルへ確認を推奨。子どもはポロシャツやシンプルなシャツで十分。キャラクタープリントのTシャツなどは避けておきたい。
まとめ
Oh.lala…・LIVING ROOM・WET DECK:カジュアル。比較的気軽な服装で利用できる。
MYDO・鮨うき世:スマートカジュアル。ネイビーや黒の無地シャツ、ウールスラックス、革靴が基本。
MIXup:カジュアル。
内装が派手な空間では、服を盛りすぎないほうがまとまりやすい。黒・白・ネイビーなどシンプルな色で整えたほうが、結果として空間との調和がとれる。W大阪は「何でもアリのカジュアルホテル」ではなく、「遊び心のあるラグジュアリーホテル」。その前提で服を選べば、大きく外すことは少ない。
W大阪の基本情報
| 住所 | 大阪市中央区南船場4-1-3 |
| アクセス | 心斎橋駅3番出口 徒歩3分 |
| 開業 | 2021年3月(Wホテル日本初) |
| 設計 | 安藤忠雄(デザイン監修) |
| 客室 | 337室 |
| 電話 | 06-6484-5355 |
※レストランの利用条件・ドレスコードは変更される場合があります。最新情報は公式サイトまたは予約時にご確認ください。


